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トップページ | 鍼灸・マッサージ(按摩)・指圧 よくある質問集
お客様から寄せられる、鍼・マッサージ(按摩)・指圧・お灸に関する、よくあるご質問にお答えしました。 下記、フォームよりキーワード検索が出来ます。ご利用ください。
- ギックリ腰はなぜ揉んではいけないのですか?
- ギックリ腰の患部は筋肉の組織が損傷しています。筋繊維がかかった力に耐えられず弾けてほつれてしまった状態です。ここに圧力を加えて左右に揺すると、破壊された繊維組織に更に負担が加わり損傷が広がります。だから、ギックリ腰の患部は揉んではいけないのです。患部を慎重に避け、負担をかけないように圧の方向に気を配りながら、周辺の筋肉の緊張を緩和するように揉むことは出来ます。また、ギックリ腰になると痛みを堪え無理な姿勢で動くことになるので、身体のあちこちに負担がかかります。その疲れを取って第2第3のトラブルを避けるために
- サポーターはどのように使いますか、また高価なのですか?
- 患部の保護が必要な際には、腰痛用のサポーターで痛んだ腰筋と弱った腹筋の代わりに脊柱を支え、動作時の患部への負担を最低限に保ちながら回復を待つことになります。
使用の際はサポーター本体の下1/3~1/2が左右の腰骨にかかる程度の高さで締めます。ウエストで締めると脊柱を支える力が弱まるだけでなく、内臓を圧迫して気分が悪くなったり、下半身にひどいむくみを起こすことがあります。
当院でご用意しているのはコルセットよりは手軽なもので、\2.000-前後から\5.000-程度の価格です。もちろんご自分でお持ちの
- ギックリ腰は一度で治りますか?
- どんな症状もすべて1度の治療で治癒するとお約束は出来ません。
筋肉の損傷が軽かった場合や、損傷の手前の攣れ程度で痛みが出ていた場合、また、受傷してから数日経っていて損傷の回復は進んでいても、患部周辺の過緊張による運動制限が強く残った状態等であれば、1度の治療でかなり改善されます。巷で「一発で直った!!」などと言われるのは、実はこういう症例です。
しかし、じっとしていても疼くような痛みや不穏な違和感・脱力感がある場合は、組織の損傷がひどく炎症が広がっていると考えられます。1度目の治療が終わったばかり
- ギックリ腰はどのように治療するのですか?
- ギックリ腰を含む肉離れの治療には、鍼・灸が適しています。
患部の保護のため過緊張状態になった周辺の筋肉を鍼で緩め、損傷して炎症にまで発展していることも多い患部を探り出してお灸を据えます。お灸は「火傷にならない程度の火傷のような刺激」を身体に与えるため、患部の損傷・炎症を治す力がより強まり、治癒を早めます。
身体に「患部の炎症はもっとひどい!」と誤解させるわけです。
対症療法としてこのような治療を行うとともに、腹診や脈診等から得られた情報を元に、お客様の体質や疲労の状態に合わせた経穴を選択して治療
- ギックリ腰になると、なぜ動けなくなるのですか?
- 急に腰が痛くなると、よく言われるのが「ギックリ腰」です。
実は、急性の腰痛にも色々な原因があるのですが、その中で、筋組織の部分的損傷を起こしたものが狭義のギックリ腰です。
ギックリ腰で動けなくなるのには、大まかに2つの原因があります。
たとえば、タオルをギリギリまで引っ張ってみたとします。その張りつめた布地に、更に力を加えると、限界を超えたタオル地の繊維がほつれてしまいますね。
これと同じことが筋肉にも起こります。
「筋繊維」という言葉があるように、筋肉の組織は繊維状になってい